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【緊急声明】自称「子ども食堂」を騙る逮捕報道について

最終更新日:2022年08月31日

緊急声明
今回の「自称こども食堂運営者が未成年者へ飲酒喫煙を提供し逮捕された事案」について、子どもの居場所を支援している那覇市社会福祉協議会は「このような許しがたい卑劣な行為は言語道断であり、起きてはならないこと」だと認識しております。
那覇市からの委託事業で那覇市社会福祉協議会が運営しています「子どもと地域をつなぐサポートセンター糸」は、「地域の子は地域で育てよう!」をコンセプトに、地域に開かれた子どもの居場所づくりを支援しています。子どもの居場所は会食や学習支援、遊び、体験活動等などの機会を提供しながら、地域コミュニティの中で地域の子どもたちが気軽に参加でき、安心できる居場所を目指しており、子どもと大人、地域の方々と繋がり、顔の見える関係づくりを大切にしています。
糸が事務局を務める「なは子どもの居場所ネットワーク」には現在50カ所の子どもの居場所が加入されています。加入する場合には、子どもたちの健全育成を目指すことなどを定めた要綱への賛同を求めており、加入団体とともに、定期的な連絡会や研修会の開催や、関係機関と連携を進めながら、子どもの居場所の健全な運営と、子ども達の成長を見守る環境整備に取り組んでいます。
今回の逮捕された団体については、ネットワークに加入しておらず、糸との相談(支援)なども受けていない団体でした。
 
今回の事件を受けて、子どもの居場所のスタッフからも、事件への憤りや子どもの居場所へのイメージの悪化などを心配する声が届いています。那覇市社会福祉協議会は、子どもの居場所支援の事業を継続し、さらに発展していくように取り組み、子どもの居場所とともに力強く、夢と希望を持って輝く未来へと羽ばたくための「こども達の生きる力」を育んでまいります。
市民や企業等の皆様には、引き続きのご支援協力をお願い申し上げます。今後、気になる団体などがありましたら、ぜひ那覇市社会福祉協議会等への情報のご提供いただければと存じます。子どもたちの成長を見守る地域にしていきましょう。
 
社会福祉法人那覇市社会福祉協議会 
会 長  新 本 博 司
 
※「全国こども食堂支援センター・むすびえ」からもコメントが出ています。
NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ

https://musubie.org/news/5597/

 
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